【社会貢献】本部支援団体の活動について、講演会を開催しました!
三越伊勢丹グループ労働組合では、各支部の書記長を対象にした、書記長会議を毎月行っています。
今回は、本部支援団体としている2団体(むすびえ様・日本自然保護協会様)をお招きして、各団体の取組み(活動内容)について講演をしていただきました。
IMGUと支援団体様との関係を、愛の募金の寄付による経済的支援に留めることなく、人的支援につなげるため、
各団体が実施している活動に「各支部が参画するうえでのきっかけつくり」を目的に、本部として行う具体的なサポート内容の説明を行いました。
■認定NPO法人 全国こども食堂支援センターむすびえ
『こども食堂支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる』をビジョンとして掲げ、全国にある「こども食堂」の支援を通じてみんなが安心して行ける場所の環境を整えたり、多くの人たちが未来をつくる社会活動に参加できるようにサポートをしている団体です。
むすびえ NPO法人 全国こども食堂支援センター (musubie.org)
パートごとに、分かりやすくお話をしていただきました。
参加者のこども食堂に対するイメージは
「生活困窮家族の子どもへの食事支援の場」や
「生活困窮家族が行くところ」
という印象が強かったようですが、むすびえの目指す子ども食堂は、そのようなことだけではなく、それも含め、誰でもが気を遣わずに行ける場所をつくるということだそうです。
インクルーシブな地域づくり、地域共生拠点として、ミッションにもなっている『どこにでも「こども食堂」があたりまえにある街になっていくように活動をしている』という言葉はとても印象に残りました。
「こども食堂」を運営している方々のように、周りを気にする力、助け合いの気持ち、お互いさまの精神を自分たちも持って、生活する地域に貢献できる人でありたいなと感じた講演でした。
■公益財団法人 日本自然保護協会
自然のちからで、明日をひらく。
人と自然がともに生き、赤ちゃんからお年寄りまでが美しく豊かな自然に囲まれ、笑顔で生活できる社会をつくることを目指して活動している団体です。
全国2万5千を超える会員や、寄付サポーターに支えられて活動している環境NGOです。設立から70年を迎えました。
トップページ – 日本自然保護協会オフィシャルサイト (nacsj.or.jp)
●講演の内容は・・・
・私たちの暮らしと自然の関係(生物多様性)🐟
・海や砂浜の自然環境が抱える危機🦀
・だから「全国砂浜ムーブメント」🥽
・海ごみ・プラスチックごみの課題😥
日本自然保護協会が近年全国規模で実施している、「砂浜ムーブメント」の活動内容を中心に、環境問題について分かりやすくお話していただきました。
私たちがよく口にしているマグロやウナギ、メダカも絶滅危惧種とのこと。
もしかしたら近い将来、この世から消え去ってしまうかもしれない生き物が身近にたくさんいることがわりました。
海に囲まれている日本ですが、砂浜がどんどん少なくなっている
それだけ、生き物も住みづらくなっている
ごみも打ち寄せられる
やっぱり生き物が住みづらい・・・
写真やイラストを多用した資料で、視覚的にもわかりやすい説明でした。
私たちにできることを少しずつ・・・
海岸のゴミ拾い、プラスチック製品を使わない、適切に処分する・・・など。
わかっていることもありましたが、かなり深刻であることを再確認しました。
今回はまずきっかけ作りでしたが、参加者からは、
さまざまな現状を理解することができた、
自分たちに求められていることはどのようなことなのか、
自分たちはどういった貢献ができるのか、
など質問や感想が寄せられました。
個人でできる活動もたくさんあると思います。
みんなで少しでも暮らしやすい世界が作っていけるといいですね。